レザークラフトでスマホケースの作り方!型紙付きで詳しく解説。

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こんにちはメロディーです。

今回は手帳型スマホケースをレザーで手作りしてみましたのでシェアしたいと思います。

仕上がりはこんな感じ⇓

ん~シンプル。

全方位2㎜厚の革で守られているので、防御力は完璧ですよ!

これまで、新型iPhoneが出るたび手を出していた僕ですが、このあたりで落ち着こうとこんな強そうなケースを作った次第です。

iPhone XS MAX、10年は使っていく意気込みです!

  1. iPhone XS MAXに対応
  2. カードポケットを一つ
  3. フリーポケット2つ
  4. 鹿紐にビーズで装飾
こういったスペックになっています。これからのキャッシュレス時代、クレカやICカードを忍ばせておけばこれ一つでお買い物にも行けちゃいますよね。

今回はiPhoneXS MAXの方限定の型紙となりますが、ご要望があれば、他の機種でも型紙を作ってみようと思いますので、是非コメントをください。

それではスマホカバーの制作、行ってみましょう♪

スマホケースの作り方

スマホケースの作り方を動画にまとめてありますので、まずはこちらで流れを掴んでくださいね。

作業的には特に難しい技法は使いませんので、初めての方でもスムーズに制作できるのではないかと思います。

それでは、ここからは画像を使って、より詳しく解説していきたいと思います。

必要な道具と材料

必要な材料
革:湘南グレージングベンズ ナチュラル(すべて2㎜を使用)
鹿紐:ベージュ(3㎜幅)
ビーズ:ホワイトハートビーズ(3㎜)
スマホケース(クリア推奨)
革の色や、種類、装飾などはお好みでアレンジしてみてくださいね。

スマホケースについては今回の作業工程上、シリコンタイプのクリアを推奨します。
僕は確か楽天で500円程度で購入したと思います。リンクを貼っておこうと思ったんですが、見つかりませんでした(^^;)

必要な道具
【基本工具一式】カシメ打ち具、各種ポンチ、丸ギリ、カッターマット、カッターナイフ、ヘラ、菱目打ち又は菱錐、ハンマー、プラスチック板・ゴム板、ディバイダー、縫い糸、縫い針、トコノール、コーンスリッカー、等々・・。
今回は、カメラ穴を抜くのに、12㎜のポンチがあると大変やしやすいです⇓
後は鹿紐をつける場合は4㎜のポンチが必要ですね⇓

型紙のダウンロード

コピー用紙に印刷し、厚紙などに張り付けて使用してください。
スマホケース本体
本体を合わせて4ピースになります。

型紙製作

PDFファイルをダウンロードし、コピー用紙に印刷したら厚紙へ張り付け、裁断します。

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ここでのポイントは、

  • 厚紙の方に糊(スティックのりがおすすめ)を塗る事。
  • 糊がしっかりと乾いてから、裁断する事。
  • ですよ♪

革の裁断

革の裁断をしていきます。

レザークラフトのセオリーで言えば、丸ギリでケガいて裁断するのが通常ですが・・。僕はセロテープで張り付けて直接切る方法をとっています。

ここで、型紙に記載されているカメラ穴や縫い穴も写して、穴あけを済ませておきます。

写真④は縫い穴、カメラ穴もすべて空け終わった状態です。この後の工程に支障があるので、忘れずにやっておいてくださいね。

一部コバ処理

組み立て後に仕上げにくくなるコバを先に仕上げておきます。

⇓赤丸の部分ですね。


ヘリ落とし→ヤスリ掛け→トコノールで磨く、などの工程を経てコバを仕上げていきましょう。

内装の組み立て

内装のパーツを組み立てていきます。

右側パーツの組み立て

まずは右側のパーツを組み立てます。

右側にはケースが付きますので、取り付けていきましょう。

位置を合わせながら、両面テープなどで型紙に仮止めします。そのまま丸ギリを使って、縫い穴をクリアケースに写し、穴を貫通させます。

これ、ケースが透明でないとできないので、クリアのケースを使ったのはこのためなんですね~(^.^)

後は平縫いで縫い合わせ、最後に糸を叩いて潰しておきます。

左側パーツの組み立て

続いて、左側。こちらにはポケットを一つ取り付けます。

取付範囲をカッターナイフや、やすりで荒らして、接着剤を塗り張り付けます。接着剤が乾いたら、平縫いをして完成です。

本体の組み立て

内装パーツと本体を組み立てていきましょう。

取付位置を型紙から写しておき、範囲からはみ出ないように接着剤を塗り張り付けていきましょう。

この時、あらかじめ空けておいた縫い穴がずれないように、縫い針などで確認しながら接着していきましょう。

後は全周縫っていきます。

縫う距離の4倍の長さの糸を用意して、縫っていきます。

ただ、そうすると糸の長さが結構な長さになってしまうので、分割して縫っても良いかもしれませんね。

仕上げ

それでは最終の仕上げを行っていきます。

コバ磨き

まずは、外周のコバを仕上げていきましょう。

流れとしては先ほどと同じで、ヘリ落とし→ヤスリ掛け→トコノールで磨くといった手順です。

ホントは、ここに蜜蝋を溶かし込んだりすると焼き色がついてとてもかっこいいんですが、今回はあえて色がつかないように自然な感じで仕上げてます。

鹿紐ビーズを付ける

最後の仕上げに、鹿紐を取り付けます。

今回は3㎜のナチュラルのものを用意しました。ここは装飾目的なので、好みでアレンジしていただくと楽しいと思います。

ではでは、こんな感じで完成です。

お疲れさまでした(^.^)

もし分からない部分などがありましたら、気軽にコメント下さいね(^.^)それでは最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました<(_ _)>

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2 件のコメント

  • 大変参考にさせて頂いております。私もこのブログを見てiPhoneケースを作ろうかと思ったのですが、もしも宜しければiPhone11の型紙はお作り頂けませんでしょうか。素人目で型紙がない状態で挑戦して上手く作れなくて悔しい思いをしてしまいました。
    いつもブログ拝見させてもらってます。よろしくお願いします。

    • さくらさんコメントありがとうございます。なかなか気づかずお返事が遅くなってしまい申し訳ありません。最近はYouTubeばかりになっちゃいまして^^;
      さくらさんのおっしゃるように、初心者の方がいきなり型紙を作ろうと思うとイメージ通りにいかない部分が多々あると思いますし、僕も経験してきたのでお気持ち分かりますよ。
      iPhone11の型紙制作についてですが、僕もただの革好きのアマチュアですので、精度の高い型紙が作れるかはわかりません。さらに、今制作待ちのアイテムが2つほどありますので、少々お待ち頂く事になるとは思います…。
      もしそれでよろしければiPhone11の型紙制作してみようと思いますがいかがでしょうか?

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